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コラム

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2022/08/31
運用,アクセス解析

「コンバージョン率」「回遊率」を向上させるWEBマーケティング施策
WEBサイトには、申し込みや資料請求などのコンバージョンを達成する目的があります。

ユーザーにサイト内を回遊してもらい、コンテンツの内容を伝え、ブランド認知し、滞在時間を長くしてクチコミやSEO効果を得る目的もあるでしょう。

大阪でWEBマーケティングを手掛ける弊社では、集客からコンバージョンまでの施策を行っています。
そこで、コンバージョン率や回遊率を上げるための施策について解説します。


コンバージョン率はなぜ大切か



コンバージョンは、サイトから収益を生み出すための目標の一つです。
資料請求や問い合わせによって、顧客の情報を集めることも可能です。

コンバージョンを増やすためには、ユーザーがサイトに流入したページから、リンクをたどって目的のページにまで回遊してもらうことが大切です。

サイトを訪問したユーザーが、そのまま直帰したり、途中で離脱したりすることを減らさなければなりません。

直帰率とは?



直帰率とは、ページを訪問したユーザーが、その1ページだけの閲覧で離脱してしまう率です。
「直帰した数÷最初にページに訪問した数」で示されます。

離脱率とは?



離脱率とは、そのページを訪問したユーザーが、そのページを最後に離脱してしまう率です。
「そのページでの離脱数÷そのページの訪問数」で示されます。

回遊率とは?



回遊率は、次の計算式で算出され、ユーザーの1回のアクセスで閲覧したページ数のことです。
「率」とありますが、1セッション(訪問)あたりのページビュー(PV)数です。
「PV数÷セッション数」で示されます。

ユーザーが何ページを見ているかを示す数値で、すべてのユーザーの平均値を算出すれば平均PV数となります。

回遊や離脱を左右する要因は?



平均PV数や、コンバージョン率などをKPIに設定することもありますが、直帰や離脱を減らし、サイト内を適切に巡回できるようにしなければなりません。

回遊や離脱を左右する要因として、次のことがあげられます。


  • ページ読み込み速度やページデザイン、広告などのユーザビリティ

  • ユーザーニーズ、検索意図に合った質の高いコンテンツがあるかどうか

  • 関連ページ、オススメページなどへの適切な内部リンクがあるか



これらが適切でないと、ユーザーは瞬時にページを離れてしまいます。

特にスマートフォンでの閲覧では流し読みが多く、邪魔な広告やデザインがあると、スクロールをあきらめて離脱してしまいます。

Googleアナリティクスでユーザー行動を確認する方法



流入ページでの直帰率、サイト内での回遊率、あるいは平均PV数、目標達成を左右するコンバージョン率などは、アクセス解析で確認します。

googleアナリティクスを使うことが多いでしょう。

従来のgoogleアナリティクスでは、「ユーザー」-「概要」-「ユーザーあたりのセッション数」の項目で確認し、回遊率がわかります。

google アナリティクス 4(GA4)への移行が進んでおり、移行が必要です。

GA4では「レポート」のメニューから、「エンゲージメント」-「イベント」を選ぶと、「ユーザーあたりのイベント数」の表示があります。
GA4では、イベント、エンゲージメントなどの項目が従来と異なるため、ヘルプで確認しましょう。

[UA→GA4] 指標の比較: Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクス
https://support.google.com/analytics/answer/11986666

コンバージョンまでの経路にあるボトルネックは?



アクセス解析ツールを使えば、次のようなデータがわかります。


  • 流入数が多いページやキーワード

  • 直帰率が高いのはどのページか

  • 離脱率が高いページは?

  • コンバージョンまでの経路で重要なページ

  • 経路上でボトルネックとなっていそうなページ


  • これらは、WEBマーケティング施策を優先して行うべきページです。

    『A-BiSU』『tag 』でユーザー行動を確認する方法



    ユニソンプラネットでは、ページ内でのユーザー行動を確認し、施策の効果を検証するツールも提供しています。

    『A-BiSU』は、見たまま編集のできるCMSです。
    簡単な操作で確認できるアクセス解析や、2つの施策のどちらが効果的かを検証するA/Bテストなどを利用できます。

    『tag 』は、コンバージョン最適化(CRO)ツールです。
    ページ内でのクリック箇所を色と濃淡で視覚化するヒートマップや、施策の効果検証のためのA/Bテストなど、多彩な分析をすることができます。

    「コンバージョン率」「回遊率」を向上させる施策



    コンバージョン率、回遊率を上げる施策の代表として、ユーザビリティ、コンテンツ、WEB接客について、順に解説します。

    ユーザビリティ



    ページ読み込み速度が遅い、広告が邪魔といったことは、直帰や離脱の原因となります。

    ボタンやメニュー、わかりにくい入力フォームも、最適化する必要があるでしょう。
    スマートフォンでの表示も適切かどうか、確認することが大切です。

    良質で信頼できるコンテンツ



    検索意図や、被リンク元の紹介にマッチした、質の高いコンテンツは、ユーザーの満足度も高く、サイト内を回遊してもらうことにもつながります。

    ユーザーの役に立たないコンテンツは、離脱の原因となります。
    必要ならば記事をリライトするなどして、サイトを更新するようにしておきましょう。

    WEB接客



    コンバージョン率を上げるには、サイト内を回遊してもらう必要があり、そのためにサイト内で自動的にWEB接客をすることが効果的!

    質問の回答やおすすめページを設定し、自動で応対するチャットボットや、閲覧利益・人気ランキングによるレコメンドなどが有効です。

    内部リンクなどを複数ページに挿入する差し込み配信も、回遊率UPのための施策です。

    まとめ・運用ツールでコンバージョン率、回遊率UP!



    WEBマーケティングの施策は、ツールを使えば簡単です。

    EFO・離脱防止・差し込み配信・レコメンドなどの機能を備えた『tag 』では、施策の内製化をすることも可能です。
    見たまま編集でサイトの更新ができる『A-BiSU』では、効果を検証し、サイトの更新が簡単にできます。

    集客、回遊率、コンバージョン率向上のためのWEBマーケティングを行ってきた、ユニソンプラネットならではの機能!
    使い方などもサポートしますので、WEBに詳しくないお客様でも扱えるツールです。

2020/03/30
WEB制作全般,運用,アクセス解析

ホームページの更新は必要?SEOへの影響力は


ホームページの更新をすると、SEOに有利という話を聞くことがあります。
しかし、SEOでは何が本当かわからないうえ、サイトの更新をするには時間もかかります。
つい放置しがちということもありますね。
そこで、ホームページの更新をするとどんな効果があるのか、何をどうやって更新すればいいのかについて解説します。

ホームページ更新でSEOが上がる仕組み



ページが検索結果に表示されるには、検索エンジンがサイトを巡回して、更新されたコンテンツを発見する必要があります。
頻繁に最新情報が掲載され、古くなったコンテンツがリライトされると、検索エンジンのクローラーが高い頻度で巡回する傾向があります。

googleなどの検索エンジンは、ユーザーの役に立つページを、検索上位に上げる傾向をますます強めています。

更新はSEOにどのくらい効果があるのか?



大阪で10年以上ホームページ制作を行ってきた経験からも、ホームページの更新を日常的に行うことが、ユーザーにも検索エンジンにも評価され、SEOに効果があるのだと感じます。


  • コンテンツが充実していて有益

  • 内容に信頼性があり、データの裏づけも記載されている

  • 最新の情報になっている



このようなホームページは、ユーザーの流入も多く、SNSなどでも言及されやすく、結果として検索上位になりやすいのです。

逆に競合サイトに追い抜かれてしまったとき、それを上回る有益なコンテンツを掲載し、自社サイトの更新を行うと、どうなるでしょうか。
SEO効果が発揮されて、順位が盛り返すことはよくあります。

更新しなければSEOは上がらない?



検索順位が下がるということは、代わりに他のサイトが上位にきているということです。

競合サイトは、日々生まれ、更新を重ねています。
そのなかで、古い情報を掲載したまま、最新情報が掲載されないホームページがあったらどうでしょう。

せっかくユーザーが訪れても、すぐに検索結果に戻って、別のサイトに行ってしまうでしょう。
このようなホームページを、検索エンジンが高く評価することはありません。

新製品やサービス、営業店舗の情報、最新技術などのコンテンツを掲載するビジネスでは、更新し続けることが大切です。

具体的なホームページ更新内容



それでは、どのような内容でホームページを更新すればよいのでしょうか?
たとえば、下記のような更新ができるとよいでしょう。

既存記事のリライトでコンテンツを充実させる



ユーザーにとって有益な、充実したコンテンツになるように記事をリライトすることは、検索エンジンにも評価されるという効果があります。
自社のホームページに足りない内容を追加し、裏づけとなるデータや出典を明記する、必要な引用を加えることも有益です。

最新の情報に合わせたコンテンツのアップデート



時間がたつと、SDGs、リモートワークといったトレンドの変化や、法令、制度の改正などにより、コンテンツが古くなってしまうこともあります。

間違った情報になってしまったら、検索エンジンからの評価が下がるのは当然です。
逆にトレンドに合致していれば、ユーザーを満足させることも間違いないでしょう。

記事やニュースリリースなどがいつも掲載されている



新製品やサービスのニュース、キャンペーン情報、新店舗や営業時間の変更など、ホームページ運営者の"いま"がわかるコンテンツを掲載しておきましょう。

必要に応じ、新規の事業内容や製品のカテゴリーを設けたり、SNSに対応したページを設けるなど、ホームページ全体の構成を見直すことも有益です。

更新の最適な頻度は?



そうはいっても、
「ホームページの更新には時間や手間もかかるし、気軽に記事を追加できない、どうしたらいいの?」
と思う方も多いことでしょう。

ホームページ更新の頻度に、決まりはありません。
記事の日付や、文章の何文字かだけを直しても、それが意味のある訂正でなければ、SEOのためにほとんど意味はありません。

SEOの効果を見ながら、更新を検討することが大切



サイトの更新をすると、検索エンジンに評価されやすいとはいえ、実際に効果が出るにはたいてい、月単位の時間がかかります。

各ページの数か月単位での順位変動なども見ながら、SEO対策が必要と感じたページを、順次、見直していけばよいでしょう。
もちろん、新製品などの必要なニュースは、そのつど更新を行って、最新の情報を掲載しておくことが大切です。

まとめ



ホームページの更新が、ユーザーにとっても有益で、SEOに効果があることをお分かりいただけたのではないでしょうか?

ユニソンプラネットでは、大阪をはじめ、全国のホームページ更新に悩む事業者様たちからの相談に応えてきました。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入により、簡単に更新できる仕組みなども実現しています。

ホームページの更新が効率的にできるなら、新製品やサービスのニュース、キャンペーン情報なども、いつでも掲載できますね。
ユーザーの満足度も上昇し、集客にもつながるだけでなく、SEO効果も期待できるでしょう。



2019/09/20
アクセス解析

忙しいあなたにこそ有効!短時間でアクセス数の改善をする方法

前回と前々回の記事

記事タイトルを見直すだけでアクセス数は必ず増える! 1分以内でタイトルを決めている人は5分は時間をかけてみましょう【その2】

記事タイトルを見直すだけでアクセス数は必ず増える! 1分以内でタイトルを決めている人は5分は時間をかけてみましょう【その1】

こちらでタイトルの重要性をしつこくお伝えしました。

今回はそこからもう少し進めて、タイトルによっていかに記事のアクセス数に影響があるかを実感してもらおうと思います。

そこで、必要なのが

アクセス解析ツール

です。


今回は業界標準のアクセス解析ツールであるGoogle Analyticsを例に挙げながら、より効果的にタイトルでWeb集客をする方法をお伝えします。

▶Google Analyticsで人気記事を確認しよう


まず、Google Analyticsでサイト内で一番読まれている記事を確認しましょう。

サイトコンテンツの「ランディングページ」を開き、主な入り口となっている記事ページを確認すると、例えば以下のアクセス解析のサンプルでは、赤枠で囲んだページがそれに該当します。


では、次にその記事を見てみましょう。

記事タイトルは考え抜かれた珠玉のタイトルでしょうか。それともなんとなく書かれた気の抜けたタイトルでしょうか


もし後者の場合、タイトルを見直すことで、アクセスの稼ぎ頭となっている記事がさらなる稼ぎ頭に化ける可能性があります。記事を読み直し、どんな人が読んでいてどういうタイトルなら適切か、をもう一度考えてみましょう。

考え抜かれたタイトルの場合でも、よりキャッチーな表現ができないかその可能性を探ってみましょう。


繰り返しになりますが、いずれにせよ大事なのはどんな人が読んでいてどういうタイトルなら適切かをしっかりあなた自身が考えることです。

こういう地道な努力なしにWeb集客はできません。面倒がらずにしっかり見直しましょう◎

▶タイトルの見直しは実は一番効果的かもしれません


ブログを更新するたびに、それがたくさん読まれるという状況を作り出すのはなかなか難しいことかと思います。専門のライターでもない限り、記事を書く時間もなかなかとれないことと思います。

だからこそ、

既存記事の見直し

は効率的なのです。

もしあなたが今までこういった検証をしてこなかったのなら、それは改善の余地がまだたくさんあることを意味します。今ある一番読まれている記事を見直すことで、サイトのアクセス数が1.5倍になることも夢ではありません

ぜひ一度アクセス解析で読まれている記事を確認してみてください。

こういう検証を繰り返すことで、どういうタイトルとどういう記事なら読まれるのかという勝ちパターンがあなたの中に蓄積されていきます。

人気ブログや人気サイトの運営者は、例外なくこういった努力をしているものです^^

この記事を書いた人
早川 朋孝

上場企業へのシステム提案・導入、ウェブ運用、アクセス解析、ライティング、EC運用などを経験し、ウェブ業界歴15年です。

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