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2016/06/29
運用

歯科医院のウエブの重要性についてつらつらと語ります。


初めまして、WEBディレクターの秋田と申します。

歯科医院のWEBの重要性についてつらつらと語ります。

 

 全国で歯科医院の数はおよそ6万8千件以上で、コンビニの1.5倍以上とされています。

街の歯科医院にとって、ウェブでの集患はもはや切っては切れないものになりつつあります。今回皆さまが頭を抱えているWEBでのアプローチがどのように運用すれば効果的に結果を出すことができるのか、ちょっとしたコツも踏まえて説明出来ればうれしいです。

 

◇自己紹介をかねて

私のことを少しだけ紹介すると、現在28歳、独身(彼女募集中)、出身は大阪で父は自営業、母はパート。兄弟は姉が一人、(今年結婚いたしました。)犬が一匹。学生時代はバスケットボールに明け暮れるも高校時は廃部寸前の部活で青春を過ごし、普通に受験をし、普通の大学を卒業して、一般企業に就職し、ひょんな縁から現在にいたります。休みの日にすることは、TUTAYADVDをレンタルして映画を見る。

 

そう・・・いわゆる絵にかいたようなTHE普通の人」です。

 

しかし、考えてみてください。いわゆる町の歯医者さんに通っている患者様のほとんどは、私のような普通の人なのです。

 

 

そんな一般の方たちも今やスマホ片手に簡単に情報を検索することが出来る時代です。

 

今回のコラムは第一回目のコラムなので、ピンポイントのテクニックや方法はまた今後のコラムにてお伝え出来ればと思いますが

 

ホームページでの集患において一番重要なことを今回はお伝えできればと思います。

 

ホームページで集患をする上で重要なこと・・・・

 

それは・・・

 

「普通の人が見てわかるホームページです」

 

実は私はディレクターになる前は営業職を長年経験してきました。

多くのお客様と接する中で、実際の店舗は素晴らしいのにそれが全く外に伝わっていない医院も数多く見てきました。

専門的な情報が多すぎるや、まったく患者様目線で作られていないホームページが意外に多いのです。

 

 

 

 

 

◇大事なのは、患者様の目線に立ったホームページの制作です

先日友人とこんな話をしました。


友人A「最近歯が痛くなって近くの歯医者さんを探したくてググってみたんだけど」


秋田「へーそうなんだー。結局どこを見て決めたの?」


友人A「うん。近いところが良くていろいろ見てたけど、ややこしい専門的な事いっぱい書いているとこより、ちゃんと診療してれそうで綺麗な院に決めたよ」


秋田「たしかに、歯医者のホームページって難しい言葉が多いよね」


友人A「うん、あと僕が見たホームページに書いてある症状が今の自分の症状と似てたんだ。やっぱりちゃんと診療したほうがよさそうだからここにいってくるよ」

 

 

 

 

様々な環境があると思いますが、まず誰に対して、そして院の強みやコンセプトを普通の人が見てもわかるように作ることが、WEBでの集患の成功の第一歩です。

 

まずこの大前提を踏まえたうえでホームページ運用することが重要です。

 

 

◇患者様目線のホームページとは

では、はずしてはならない患者様目線でのホームページを作る上での最低限のポイントをご紹介します。

 

①必要な情報がわかりやすく表示されている

・診療時間・休診日

・地図

・アクセス

・問い合わせ

・駐車場の有無など

 

実は私も経験がありますが、ホームページを見てここに行ってみようと思ったとします。

しかし、肝心な情報がどこにあるかわからないパターンが意外に多いです。一番はアクセスです。アクセスが不親切な表記なだけでいちいち調べなくてはならないのでぐったりします。「ここまで作ってなぜそこを頑張らないのか!」とホームページに突っ込みたくなる衝動を抑えます。

 

②施術をおこなってくれる先生やスタッフの紹介

実は院長紹介やスタッフ紹介のアクセスは意外に多いのです。何だかんだいっても最終的にどんな先生が自分の歯を治療してくれるのか、受付やスタッフの方々は親切そうか、ここが気になるポイントです。みなさんもどんなに設備や内観が素晴らしいお店にいっても、そこのスタッフがイマイチだったら満足度は低くなりますよね。正直ホームページだけですべての人間性をアピールするのは限界がありますが、最低限の誠意を紹介しておくことは重要です。

 

③病名や症状名ではなく、実際の症状ごとの打ち出しをする。

特に医療の分野では、ホームページに専門的な用語が多くなります。これ自体は問題ありません。しっかり専門的な情報が記載されている方がやはり信憑性がアップします。しかし、ここを普通の人でもわかるように工夫することが一番重要なポイントです。

 

例えば

「歯周病の方は当院にどうぞ」

「PMTCがおすすめ」

「インプラント治療に自信があります」

「審美歯科」

 

おそらく、少なからず業界の方なら上記のキャッチフレーズで何が行われるかはすぐにわかるはずです。

 しかし、冒頭にもお伝えしましたが、世の中の人たちは歯科の知識が全くない「THE普通の人」です。

上記を

「歯茎から血が出る方」

「歯を綺麗にしたい方にはこちら」

「歯を失ってしまった方」

「歯を白くしたい方」

のようなキャッチフレーズにしたほうがわかりやすいですよね。

ようするに患者様目線にたった打ち出しが重要なのです。

 

 

 

◇下記は弊社のお客様です。


たけお歯科さまhttp://www.takeo-dental.com/ 


◇イラストと一緒に紹介しても愛着がわきます↓


うえのだ歯科医院さま http://www.uenoda-dental.com/


どうですか?専門的な単語を羅列するより、上記のようなサイトの方が「THE普通の人」にとってはわかりやすいと思いませんか?

 

いかにして、一般の方に対してわかりやすく親しみやすく作るのかもアクセスを集める重要なポイントです。

 

 

◇ホームページを充実させることによって得られるラッキーなこと

ホームページをただ一つ持っているだけではあまり意味がありません。それこそただの看板になってしまいます。

 

ホームページは他の広告と絡めることで効果の底上げ可能なのです

 

世の中の広告も、店舗看板、駅広告、チラシや新聞広告、通りすがりにお店の前を通った人、皆さん共通してする行動は「興味があればホームページを見る」です。また、医院に通われているお客様が、友人に医院を紹介する際にホームページのURLをラインなどで簡単に転送します。その際、見ずらいホームページや医院の強みなどをしっかりアピールできていないともったいないですよね。

 また、ホームページは患者様だけでなく、求職者に対しても効果を発揮します。私も営業活動をする中で、歯科衛生士の採用について数多くの悩みを聞いてきました。ホームページで医院の情報や院内の雰囲気、どんな人が働いているか、これをうまく打ち出せているのといないとでは効果に大きな差が生まれるのです。

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まずは誰が見るのか、誰にみせたいのか、ここを抑えて患者様目線にたったホームページの運用をすることが共通して大事なことです。

 

様々な広告手法が世の中に存在しますが、まずは軸となる医院のホームページを、地に足を付けて運用することが第一歩です。

 

 

今回はどちらかというと、ホームページを運用する上で基本的かつ重要なことをお伝えしました。

次回からよりピンポイントのテクニックなどをお伝えできればと思います。

 

次回は、

「自由診療患者を上手く集患するにはどうしたらよいか」

についてつらつらと語らせ頂けたらと思います。


2016/02/19
運用

WEB担当者必見、意外と知らないアクセスログ解析ツールの使い方

そもそもアクセス解析って何?



アクセス解析とは、ホームページのいろいろなデータを採取することができます。

・一定期間にどれくらいの人が見てるか
・どれくらい時間をかけてホームページを見てくれてるのか
・どんな地域からアクセスしてくれてるのか
・パソコンから見てるのかスマートフォンから見てるのか

他にも書ききれないくらいの沢山の情報を得ることができます。



アクセス解析したところで集客に繋がらないと考えている方が以外にも多いようですが、アクセス解析から浮かび上がった現状や問題点を改善し、アクセス数が向上した結果、お問い合わせ件数が増え、集客や売り上げにつながる導線を導き出すことができるようになります。

つまり、問題点の原因がはっきりわかるので、原因を改善することによって劇的な変化をもたらすことができます。また、費用をかけずに改善できる箇所もあるので、費用をかけるべき所に注力して効率的な費用対効果を生み出すこともできます。

そこまで詳しくわかるのはプログラムに長けてる人か超能力者じゃないかと思ってらっしゃる方もいるかと思いますが、「少々の用語」と「見る場所」さえわかれば、誰でも簡単に分析することができます。



1,「少々の用語」

用語に関しては、イメージしやすい言葉で設定されてることが多いです。難しくはありません。

①セッション数

総アクセス数(1人が10回アクセスすれば、セッション数=10になります。)

②ユーザー数
純粋なアクセス数(1人が10回アクセスしても、ユーザー数=1になります。)

③滞在時間
アクセスした人がどれくらいの時間ホームページを見ているのかわかります。滞在時間が短いほどコンテンツの見せ方やテキストの内容に魅力がないという基準になるかと思います。

④直帰率
アクセスした人が次のページに進まず、別のサイトに移動したり、ブラウザを閉じてしまう確率。つまり最初のページに魅力がなければ、それだけ直帰率が高くなります。
      
⑤離脱率
サイト内でいろいろ見ているが、あるページで別のサイトに移動したり、ブラウザを閉じてしまう確率。そこそこ内容が充実していても、次につながる導線がなかったり、わかりづらい内容であれば、集客につながりません。

お店で例えると、

❶セッション数
来店したお客様の総数

❷ユーザー数
来店したお客様の単数

❸滞在時間
お客様がお店にいた時間

❹直帰率
お客様が入り口まで入ったけど、奥まで入らなかった人の数

❺離脱率
あるコーナーまでは見たが、会計ぜずに帰ってしまう場所の確率

になるかと思います。
見れば、案外「あぁなるほど」と思う事の方が多いかもしれません。上記だけでも改善点はたくさん出てきますし、むしろ効果を出す導線作りが明確になります。

”原因はすごくシンプルで「ホームページを見ている方の満足度に達していない=コンテンツ内容が欠けているもしくは薄いということになると思います。」”であれば、そこを改善すれば問題は解決し、確実な集客につながることになります。

サイトのコンテンツの内容の作り込みについては、「WEB作成時に押さえるたいPOINT」に詳しく書いてあります。アクセス解析ツールを使う事で、見えてるようで見えてないことが明確になります。おすすめするアクセス解析ツールは「Google Analytics(グーグルアナリティクス)」です。gmailなどのグーグルアカウントさえあれば誰でも使えるツールです。


2,「見る場所」

「ユーザー」→「サマリー」
ここで①セッション数・②ユーザー数・③滞在時間・④直帰率 を確認することができます。

「行動」→「行動フロー」
ここで⑤離脱率とページの遷移(どのページに移動しているのか) を確認することができます。

また改善をすることにより、ホームページの更新になり、内部対策にもつながるので検索エンジン対策に非常に有利になります。 最近はホームページの管理にはCMS(コンテンツマネージメントシステム)が使われることが多いので、ご自身で編集更新も容易にできます。 ホームページでの費用対効果をお考えの方はアクセス解析の導入をご検討されてみいかがでしょうか。

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