COLUMNコラム
- 2019/12/27
- WEB制作全般,スマートフォン
- スマホユーザーを意識したホームページ制作のメリット
-
「スマホ対応の意味を知りたい」
「モバイルフレンドリーについて調べている」
そういった方のために、この記事を書いています。
最近になって、スマホ対応とか、モバイルフレンドリーとかいう言葉をよく聞くようになりましたが、詳しい意味をご存じの方は少ないはずです。
この記事では、スマホ対応・モバイルフレンドリーの意味を解説し、ホームページをスマホ対応・モバイルフレンドリーにすると、Google検索順位への影響、直帰率低減、電話・SNSへの利便性を高めるといったメリットがあることを示します。
近年ではスマホユーザーが増え、Googleもスマホでの利便性を重視するようになりました。
ホームページ制作やリニューアルの際、ぜひ参考にしてください。
スマホ対応・モバイルフレンドリーとは?
スマホ対応とは、スマホ用に最適化されたホームページを制作することを指します。
モバイルフレンドリーとは、スマホ、モバイルに対応したホームページの検索順位を引き上げる仕組みのことです。
また、モバイル末端での閲覧に適応したホームページをモバイルフレンドリーなホームページと呼ぶこともあります。
2021年にLINEは、インターネット利用環境の調査を行い、下記のような結果を報告しています。
- スマホのみ:53%
- スマホ+PC:41%
- PCのみ:2%
この報告にもあるように、サイトを検索する際には、スマホやモバイルを利用するのが主流となりました。
ですから、ホームページを制作する際には、スマホやモバイル向けの構成とデザインが必要です。
具体的には、下記のような対応が挙げられます。
- 文字サイズの最適化
- 読みやすくする
- クリックしやすくする
- ページの表示速度をあげる
- レスポンシブデザインにする
メリット①Google検索順位への影響
ホームページを「スマホ対応・モバイルフレンドリー」にする1番のメリットは、Google検索順位へ有利な影響を与えることです。
なぜならば、Googleは「スマホ対応・モバイルフレンドリー」の有無を検索順位決定の要因にあげているからです。
そもそも、モバイルフレンドリーという概念は、2015年4月21日にGoogle検索順位決定の手順および計算方法である「モバイルフレンドリーアップデート」において登場しました。
そして2018年1月には、ホームページの表示速度を最適化することを推奨しています。
さらには2018年3月には、PCに代わりモバイルサイトの評価で、検索順位を決める仕組み「モバイルファーストインデックス」を発表しました。
つまり、Googleは検索順位を決定する際に、「モバイルフレンドリーを重視する」と公言しているわけです。
Google検索順位で上位に表示されるように対策をねることを検索エンジン最適化(SEO)と呼びますが、SEOに「スマホ対応・モバイルフレンドリー」は必須となりました。
メリット②視認性向上が直帰率低減につながる
ホームページを「スマホ対応・モバイルフレンドリー」にする2番目のメリットは、ユーザーの視認性が良好となり、直帰率低減につながることです。
そもそもPC版のホームページは、スマホで観ると画面サイズとページの幅が合っておらず、横スクロールしなければ見られない状態です。
ユーザーはストレスを感じ、サイトを離れ、直帰率が高くなってしまいます。
それに対し、スマホ対応・モバイルフレンドリーにすると、画面サイズとページの幅をぴったり適合させることが可能です。
また、下記のようなメリットもあります。
- ページが表示されるまでの読み込み時間が少なくてすむ
- 小さな画面上でもクリックやスクロールなどの操作がしやすい
- ユーザーの閲覧を阻害するポップアップがない
スマホ対応・モバイルフレンドリーにすると、ユーザーのストレスが減り、不本意な理由で離脱されなくなり、直帰率低減につながります。
直帰率が下がるという事は、複数ページユーザーに見てもらえる事になりますので、
1ユーザーに伝わる情報量が多くなります。
その情報がニーズを満たしていればコンバージョンへと繋がり、集客できるホームページへと繋がるのです。
このように、いくらユーザーにとって有益な情報を記載していても、読みづらい・分かりづらいと判断され、離脱されてしまっては意味がありません。
メリット③電話・SNSへの利便性が高いと、集客へつながりやすい
ホームページを「スマホ対応・モバイルフレンドリー」にする3番目のメリットは、
モバイルフレンドリーなホームページでは、電話やSNSへ直結させておくと、集客につながりやすくなることです。
ホームページ制作する際には、ページの最後に、お問い合わせ、注文、来店などのコンバージョンをうながすボタンやクローズ文を入れます。
たとえば「興味のある方はぜひお問い合わせください」といった文章です。
さらにクローズ文の下には電話番号を記載したり、クリックするとメールフォームなどへリンクするCall To Action(CTA)ボタンを設置したりします。
すぐにコンバージョンをうながせない場合でも、SNSボタンを掲載しておけば、それをクリックしてもらえる確率が高まり、直帰率や離脱率を下げられます。
また、SNSで情報が拡散され、潜在顧客の発掘に役立つ可能性があるのも大きなメリットです。
ユーザーがサイトを訪れ何か行動を起こそうとなった際は、スマホが圧倒的に便利です。
スマホ対応の場合は1度タップするだけで電話ができ、SNSリンクをクリックするとSNSアプリが立ち上がります。
ホームページの場合もスマホの利便性を活かして制作することで、集客へと繋がりやすくなります。
まとめ
スマホ対応・モバイルフレンドリーなホームページのメリットとして下記の3つを提示しました。
- Google検索順位へ影響する
- 視認性向上が直帰率低減につながる
- 電話・SNSへの利便性が高いと、集客へつながりやすい
このメリットのおかげで、ホームページの集客性が高まり、商品やサービスの認知度も向上すると思われます。
あなたのホームページも、ぜひスマホ対応・モバイルフレンドリーにして、訴求性を高めてください。
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