弊社では、広告運用やWEBマーケティングツールを利用した施策を行っており、大阪や各地の拠点で相談を受けたとき、おすすめする施策があります。
広告やSNSで集客をする場合にも、WEBサイトが最適化されている必要があるからです。
WEBマーケティングの施策で最初に取り組むべきこととは?
WEBマーケティング施策のなかで、
既存のWEBサイトの改善が、効果が早く、自社でできる作業を内製化すれば、費用も抑えられます。
広告に頼らないWEBマーケティングの必要性
リスティング広告・アフィリエイト広告・アドネットワーク広告・SNS広告などは、即効性はあります。
しかし広告出稿に頼っている間は、継続的に費用がかかり、出稿をやめればとたんに効果はなくなります。
WEBサイトへの流入経路としては、まず
オーガニック検索があります。
SEOは検索での流入、集客を増やすための施策です。
流入経路としてはほかにも、
広告からのアクセス、SNSからのアクセスなどがあります。
動画サイトやメールなど、他のメディアと連動した流入もあるでしょう。
WEBサイトの改善は最優先課題!
ところで、SNS、動画、メールマーケティングを通じてアクセスを集める場合にも、いずれもWEBサイトと連動した施策です。
広告でアクセスを集めても、
WEBサイトが最適化されていてこそ、効果を発揮します。
WEBマーケティングの中核は、WEBサイトなのです。
既存サイトを改善し、SEO対策を行い、改善の積み重ねを繰り返すことにより、継続的に効果が得られるでしょう。
最初に取り組むべきWEBマーケティング・現状分析
WEBマーケティングで最初に取り組むべきは、現状のWEBサイトをデータから分析することです。
たとえば
他社との差別化がうまくできていない、他社が新しいサービスや施策を始めたためこちらも対策が必要になったなど、さまざまなケースがあると思います。
流入ページ、流入キーワードと、各ページのコンテンツ内容を確認し、コンバージョンまでの各プロセスごとに、顧客の滞在や、次のプロセスへの遷移を分析します。
ページのコンテンツには、
自社の強み、競合との比較、顧客特性などを分析したうえで、USPのあるコンテンツを打ち出すのがよいでしょう。
WEBサイトの運用を改善する具体的な施策とは?
WEBマーケティングの目的とゴールを決め、顧客が離脱してしまう原因、ボトルネックを改善し、目的を達成するための戦略を策定しましょう。
検索順位に変動が起きた、アクセス数が減ったために、サイト改善が必要になることもあります。
コンテンツに足りない点や、ユーザーニーズにマッチしていないところがあるかもしれません。競合サイトがコンテンツを充実させたのかもしれません。
LPの設定・見直し
- 検索キーワードのユーザー意図と合致した内容になっているか
- 自社の強みが適切にアピールできているか
- 画像や図表などを用いてわかりやすく説明しているか
といった観点からの見直しが必要です。
場合によっては、サービスの内容や価格設定は適切かといった、事業そのものの差別化から検討することもあるでしょう。
コンテンツマーケティング
ランディングページへの導線となる、ユーザーが流入するページ、集客ページの内容も、次のような観点からの見直しをするとよいでしょう。
- キーワードに沿ったコンテンツが書かれているか
- 内容が古くなっていないか
- より専門的で信頼できる、質の高いコンテンツにできないか
サイト内導線
関連ページへの誘導や、コンバージョンへの導線の設定など、
内部リンクの設定や見直しも必要です。
コピー、バナー、フォーム最適化
コピーやバナーなどの画像を変更することで、クリック率が上がったり、サイト内回遊率が高くなることもあります。
資料請求や申し込みページなどの入力フォームは、購入意欲の特に高いユーザーが訪問するページです。
入力項目やユーザビリティの改善は、もっとも早く対処でき、しかも効果の高い施策の筆頭です。
SEO(検索エンジン最適化)
SEOは、ページ内の要素の改善など、自社だけで取り組める施策です。
- タイトルや見出しに適切なキーワードを使うこと
- 信頼できる十分なコンテンツを掲載し、サイト情報や著者情報を充実させること
- 内部リンクを適度に設置すること
このような施策が有効です。
動画マーケティング、SNSマーケティング
サイトへの集客には、動画サイトを使った動画マーケティングや、SNSマーケティング、などもあります。
動画などのリッチなコンテンツは、SEOでも重視され、検索結果に表示されることも増えています。
Twitterの書き込みが検索結果に表示されることもあり、WEBサイトに連動して集客できるツールです。
前に訪問したユーザーに対するメールやプッシュ配信なども、再訪問を促すきっかけとなります。
WEBサイト改善の効果確認
WEBサイト改善の効果は、アクセス解析を通じて確認し、さらなる改善策を考えることの繰り返しとなります。
ツールを使い、ヒートマップを見てどこが離脱の原因になっているかを調べたり、A/Bテストを行ってどちらのコンテンツが効果的かなど、さまざまな角度から検証することもできます。
まとめ・まずはホームページの改善・運用から
WEB媒体の制作と運用には、簡単に更新ができるCMS『A-BiSU』や、WEBマーケティングのためのCROツール『tag+』なども、ユニソンプラネットでは提供しています。
こうしたツールを使えば、ちょっとした更新や効果確認などを自社で行うことができ、長い目で見てコスト削減となる一方、行った施策は資産として社内に蓄積されます。
効果を検証してPDCAサイクルを繰り返すことで、改善が実感できることでしょう。