WEBサイトには、
申し込みや資料請求などのコンバージョンを達成する目的があります。
ユーザーにサイト内を回遊してもらい、コンテンツの内容を伝え、ブランド認知し、滞在時間を長くしてクチコミやSEO効果を得る目的もあるでしょう。
大阪でWEBマーケティングを手掛ける弊社では、集客からコンバージョンまでの施策を行っています。
そこで、コンバージョン率や回遊率を上げるための施策について解説します。
コンバージョン率はなぜ大切か
コンバージョンは、サイトから収益を生み出すための目標の一つです。
資料請求や問い合わせによって、顧客の情報を集めることも可能です。
コンバージョンを増やすためには、ユーザーがサイトに流入したページから、リンクをたどって目的のページにまで回遊してもらうことが大切です。
サイトを訪問したユーザーが、そのまま
直帰したり、途中で
離脱したりすることを減らさなければなりません。
直帰率とは?
直帰率とは、ページを訪問したユーザーが、その1ページだけの閲覧で離脱してしまう率です。
「直帰した数÷最初にページに訪問した数」で示されます。
離脱率とは?
離脱率とは、そのページを訪問したユーザーが、そのページを最後に離脱してしまう率です。
「そのページでの離脱数÷そのページの訪問数」で示されます。
回遊率とは?
回遊率は、次の計算式で算出され、ユーザーの1回のアクセスで閲覧したページ数のことです。
「率」とありますが、1セッション(訪問)あたりのページビュー(PV)数です。
「PV数÷セッション数」で示されます。
ユーザーが何ページを見ているかを示す数値で、すべてのユーザーの平均値を算出すれば平均PV数となります。
回遊や離脱を左右する要因は?
平均PV数や、コンバージョン率などをKPIに設定することもありますが、
直帰や離脱を減らし、サイト内を適切に巡回できるようにしなければなりません。
回遊や離脱を左右する要因として、次のことがあげられます。
- ページ読み込み速度やページデザイン、広告などのユーザビリティ
- ユーザーニーズ、検索意図に合った質の高いコンテンツがあるかどうか
- 関連ページ、オススメページなどへの適切な内部リンクがあるか
これらが適切でないと、ユーザーは瞬時にページを離れてしまいます。
特にスマートフォンでの閲覧では流し読みが多く、邪魔な広告やデザインがあると、スクロールをあきらめて離脱してしまいます。
Googleアナリティクスでユーザー行動を確認する方法
流入ページでの直帰率、サイト内での回遊率、あるいは平均PV数、目標達成を左右するコンバージョン率などは、アクセス解析で確認します。
googleアナリティクスを使うことが多いでしょう。
従来のgoogleアナリティクスでは、「ユーザー」-「概要」-「ユーザーあたりのセッション数」の項目で確認し、回遊率がわかります。
google アナリティクス 4(GA4)への移行が進んでおり、移行が必要です。
GA4では「レポート」のメニューから、「エンゲージメント」-「イベント」を選ぶと、「ユーザーあたりのイベント数」の表示があります。
GA4では、イベント、エンゲージメントなどの項目が従来と異なるため、ヘルプで確認しましょう。
[UA→GA4] 指標の比較: Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクス
https://support.google.com/analytics/answer/11986666
コンバージョンまでの経路にあるボトルネックは?
アクセス解析ツールを使えば、次のようなデータがわかります。
- 流入数が多いページやキーワード
- 直帰率が高いのはどのページか
- 離脱率が高いページは?
- コンバージョンまでの経路で重要なページ
- 経路上でボトルネックとなっていそうなページ
これらは、WEBマーケティング施策を優先して行うべきページです。
『A-BiSU』『tag 』でユーザー行動を確認する方法
ユニソンプラネットでは、ページ内でのユーザー行動を確認し、施策の効果を検証するツールも提供しています。
『A-BiSU』は、見たまま編集のできるCMSです。
簡単な操作で確認できるアクセス解析や、2つの施策のどちらが効果的かを検証するA/Bテストなどを利用できます。
『tag 』は、コンバージョン最適化(CRO)ツールです。
ページ内でのクリック箇所を色と濃淡で視覚化するヒートマップや、施策の効果検証のためのA/Bテストなど、多彩な分析をすることができます。
「コンバージョン率」「回遊率」を向上させる施策
コンバージョン率、回遊率を上げる施策の代表として、ユーザビリティ、コンテンツ、WEB接客について、順に解説します。
ユーザビリティ
ページ読み込み速度が遅い、広告が邪魔といったことは、直帰や離脱の原因となります。
ボタンやメニュー、わかりにくい入力フォームも、最適化する必要があるでしょう。
スマートフォンでの表示も適切かどうか、確認することが大切です。
良質で信頼できるコンテンツ
検索意図や、被リンク元の紹介にマッチした、質の高いコンテンツは、ユーザーの満足度も高く、サイト内を回遊してもらうことにもつながります。
ユーザーの役に立たないコンテンツは、離脱の原因となります。
必要ならば記事をリライトするなどして、サイトを更新するようにしておきましょう。
WEB接客
コンバージョン率を上げるには、サイト内を回遊してもらう必要があり、そのためにサイト内で自動的にWEB接客をすることが効果的!
質問の回答やおすすめページを設定し、自動で応対するチャットボットや、閲覧利益・人気ランキングによるレコメンドなどが有効です。
内部リンクなどを複数ページに挿入する差し込み配信も、回遊率UPのための施策です。
まとめ・運用ツールでコンバージョン率、回遊率UP!
WEBマーケティングの施策は、ツールを使えば簡単です。
EFO・離脱防止・差し込み配信・レコメンドなどの機能を備えた『tag 』では、施策の内製化をすることも可能です。
見たまま編集でサイトの更新ができる『A-BiSU』では、効果を検証し、サイトの更新が簡単にできます。
集客、回遊率、コンバージョン率向上のためのWEBマーケティングを行ってきた、ユニソンプラネットならではの機能!
使い方などもサポートしますので、WEBに詳しくないお客様でも扱えるツールです。