「スマホ対応の意味を知りたい」
「モバイルフレンドリーについて調べている」
そういった方のために、この記事を書いています。
最近になって、スマホ対応とか、モバイルフレンドリーとかいう言葉をよく聞くようになりましたが、詳しい意味をご存じの方は少ないはずです。
この記事では、
スマホ対応・モバイルフレンドリーの意味を解説し、ホームページをスマホ対応・モバイルフレンドリーにすると、
Google検索順位への影響、直帰率低減、電話・SNSへの利便性を高めるといったメリットがあることを示します。
近年ではスマホユーザーが増え、Googleもスマホでの利便性を重視するようになりました。
ホームページ制作やリニューアルの際、ぜひ参考にしてください。
スマホ対応・モバイルフレンドリーとは?
スマホ対応とは、スマホ用に最適化されたホームページを制作することを指します。
モバイルフレンドリーとは、スマホ、モバイルに対応したホームページの検索順位を引き上げる仕組みのことです。
また、モバイル末端での閲覧に適応したホームページを
モバイルフレンドリーなホームページと呼ぶこともあります。
2021年にLINEは、
インターネット利用環境の調査を行い、下記のような結果を報告しています。
- スマホのみ:53%
- スマホ+PC:41%
- PCのみ:2%
この報告にもあるように、サイトを検索する際には、スマホやモバイルを利用するのが主流となりました。
ですから、ホームページを制作する際には、スマホやモバイル向けの
構成と
デザインが必要です。
具体的には、下記のような対応が挙げられます。
- 文字サイズの最適化
- 読みやすくする
- クリックしやすくする
- ページの表示速度をあげる
- レスポンシブデザインにする
メリット①Google検索順位への影響
ホームページを「スマホ対応・モバイルフレンドリー」にする1番のメリットは、Google検索順位へ有利な影響を与えることです。
なぜならば、Googleは「スマホ対応・モバイルフレンドリー」の有無を
検索順位決定の要因にあげているからです。
そもそも、モバイルフレンドリーという概念は、2015年4月21日にGoogle検索順位決定の手順および計算方法である「
モバイルフレンドリーアップデート」において登場しました。
そして2018年1月には、
ホームページの表示速度を最適化することを推奨しています。
さらには2018年3月には、PCに代わりモバイルサイトの評価で、検索順位を決める仕組み「
モバイルファーストインデックス」を発表しました。
つまり、Googleは検索順位を決定する際に、
「モバイルフレンドリーを重視する」と公言しているわけです。
Google検索順位で上位に表示されるように対策をねることを
検索エンジン最適化(SEO)と呼びますが、SEOに「スマホ対応・モバイルフレンドリー」は必須となりました。
メリット②視認性向上が直帰率低減につながる
ホームページを「スマホ対応・モバイルフレンドリー」にする2番目のメリットは、ユーザーの視認性が良好となり、直帰率低減につながることです。
そもそもPC版のホームページは、スマホで観ると画面サイズとページの幅が合っておらず、横スクロールしなければ見られない状態です。
ユーザーはストレスを感じ、サイトを離れ、直帰率が高くなってしまいます。
それに対し、スマホ対応・モバイルフレンドリーにすると、
画面サイズとページの幅をぴったり適合させることが可能です。
また、下記のようなメリットもあります。
- ページが表示されるまでの読み込み時間が少なくてすむ
- 小さな画面上でもクリックやスクロールなどの操作がしやすい
- ユーザーの閲覧を阻害するポップアップがない
スマホ対応・モバイルフレンドリーにすると、ユーザーのストレスが減り、不本意な理由で
離脱されなくなり、
直帰率低減につながります。
直帰率が下がるという事は、複数ページユーザーに見てもらえる事になりますので、
1ユーザーに伝わる情報量が多くなります。
その情報がニーズを満たしていればコンバージョンへと繋がり、集客できるホームページへと繋がるのです。
このように、いくらユーザーにとって有益な情報を記載していても、読みづらい・分かりづらいと判断され、離脱されてしまっては意味がありません。
メリット③電話・SNSへの利便性が高いと、集客へつながりやすい
ホームページを「スマホ対応・モバイルフレンドリー」にする3番目のメリットは、
モバイルフレンドリーなホームページでは、電話やSNSへ直結させておくと、集客につながりやすくなることです。
ホームページ制作する際には、ページの最後に、お問い合わせ、注文、来店などの
コンバージョンをうながす
ボタンやクローズ文を入れます。
たとえば「興味のある方はぜひお問い合わせください」といった文章です。
さらにクローズ文の下には
電話番号を記載したり、クリックするとメールフォームなどへリンクする
Call To Action(CTA)ボタンを設置したりします。
すぐにコンバージョンをうながせない場合でも、
SNSボタンを掲載しておけば、それをクリックしてもらえる確率が高まり、直帰率や離脱率を下げられます。
また、SNSで情報が拡散され、
潜在顧客の発掘に役立つ可能性があるのも大きなメリットです。
ユーザーがサイトを訪れ何か行動を起こそうとなった際は、スマホが圧倒的に便利です。
スマホ対応の場合は1度タップするだけで電話ができ、SNSリンクをクリックするとSNSアプリが立ち上がります。
ホームページの場合もスマホの利便性を活かして制作することで、集客へと繋がりやすくなります。
まとめ
スマホ対応・モバイルフレンドリーなホームページのメリットとして下記の3つを提示しました。
- Google検索順位へ影響する
- 視認性向上が直帰率低減につながる
- 電話・SNSへの利便性が高いと、集客へつながりやすい
このメリットのおかげで、ホームページの集客性が高まり、商品やサービスの認知度も向上すると思われます。
あなたのホームページも、ぜひスマホ対応・モバイルフレンドリーにして、訴求性を高めてください。