爆発的なスマートフォンの普及
この近くにラーメン屋はないか・・・○○に行きたいけどどこだっけ・・・
Facebook、Twitter、InstagramなどSNSの利用。
このような日常のいかなるシーンでも、スマートフォンを使用することが当たり前になりました。
保有世帯の割合が64.2%となった「スマートフォン」。(総務省 平成26年通信利用動向調査)
同調査によると、
情報通信機器の保有状況(個人)は
自宅パソコン 25年:56.6% → 26年:52.7%
スマートフォン 25年:39.1% → 26年:44.7%
端末別インターネットの利用状況(個人)は
自宅パソコン 25年:58.4% → 26年:53.5%
スマートフォン 25年:42.4% → 26年:47.1%
このデータを見ると、パソコンよりもスマートフォンを使用する人が増加傾向にあるといえます。
ユーザーは年々増加しており、スマートフォン市場は加速し続けています。
スマートフォンサイトの現状と重要性
かつては外出先でモバイル端末から情報収集を行い、自宅のパソコンから問い合わせや買い物をするという流れが主流と考えられていました。
しかし最近では、家にいてもPCは使わず、スマートフォンで情報収集から予約・お買い物まで完了するシーンが増えてきています。
ユーザーのこのような動向から、
「スマートフォン」で自社のサイトが見やすく作られているか、作られていないかが、大きく企業の集客・売上に影響する時代になってきています。
企業のスマートフォン対応
企業のホームページ開設率は87.1%。(総務省 平成26年通信利用動向調査)
そのうち、企業のスマートフォン対応状況は平成26年:39.4%
(「2015年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査」日経BP社「日経デジタルマーケティング」・D2C)
25年には27.3% だったことから、企業のスマートフォンサイトへの対応が急速に進んでいることがうかがえます。
しかしながら、半数にも満たっていないのが現状です。
スマートフォン対応(レスポンシブ)サイト≠スマートフォン専用サイト
スマートフォンサイトには、
①スマートフォン対応(レスポンシブレイアウト)サイト と
②スマートフォン専用サイト
の2種類に分かれています。
大きな違いは、
①スマートフォン対応(レスポンシブレイアウト)サイト → PCサイトが基盤となり、スマートフォン用ページに最適化されたサイト。
②スマートフォン専用サイト → スマートフォンに最適化された、PCとは別の専用スマートフォンサイト。
という違いです。
企業においては、PCサイトはあるがスマートフォン対応・スマートフォン専用サイトの無いところが多く、
①の需要が非常に多くあります。
モバイルフレンドリーの重要性
2015年4月21日に、Googleはスマートフォンでの表示に最適化されたWebページを検索結果で優遇するアルゴリズム変更(いわゆるパンダアップデート)を実施しました。
これにより、スマートフォン検索結果において、スマートフォン対応であることは必須条件となりました。つまり、PCページのみを持っていても、スマートフォンユーザーには届かなくなる可能性があるということです。
「モバイルフレンドリー」とは、
WEBサイト・WEBページをスマートフォンなどのモバイル端末での表示に最適化=スマートフォン対応することを意味します。モバイルフレンドリーなWEBサイト・WEBページは、拡大しなくても読みやすいテキストサイズ、横スクロールの必要がない、リンクやボタンがタップしやすいなどといった点が挙げられます。Googleでは、モバイルフレンドリーなWEBサイトの条件を満たしたページには「スマートフォン対応」のラベルが適用されます。
検索結果への影響も重要ですが、ユーザーがホームページへアクセスした際に、快適にWEBサイトを閲覧できるようにすることが何よりも重要です。なぜなら、それが必ず集客へつながるからです。
SEOとユーザビリティを強く意識したサイト運営が、今後はさらに重要となりそうです。例を挙げると、電話番号をタップするとそのまま発信することができる、など
まとめ(スマートフォン対応の必要性)
スマートフォンの浸透普及ぶりは著しく、その使用は当たり前ともいえるようになりました。さらにはタブレットが続伸し、ファブレットを含めてクロスデバイスでの利用がますます浸透していきます。「スマートフォン対応」から、他のデバイスを含めた「モバイル対応」に置き換わることも予想されています。
ここ数年で、子どもから高齢者まで使用するようになった「スマートフォン」。Webサイトのスマートフォン対応は、必要不可欠です。