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ウェブマーケティングコラム

作るだけじゃだめ!WEBサイトをより長く閲覧してもらう為の4つのPOINT2016/02/18

WEB制作全般

はじめに



WEBサイトを作るとき色々な観点から様々なことを考えます。
「何の情報を発信するのか」
「どんな方に見てもらうのか」
目的や手段により打ち出す内容も変わってきますが
どんなサイトにも共通して言えるのは【目的とそれに期待する効果(=集客・売上)】です。

●デザインがとても優れているサイト
●テキストが充実しているサイト
●たくさんのページがあるサイト

どれだけ中身やコンテンツに力をいれて運営していても、
最初の目的から外れ【目的とそれに期待する効果(=集客・売上)】を明確に意識せず
作成→運営
していくと、時間の経過と共に、どこに向かっているのかが曖昧になってきます。

より長くサイトを見てもらうためには「誰」に「何」を「どのように」して伝えるのかを計画し、要件をまとめる必要があります。
本記事では、サイトの設計から運営で検討するべき4つのポイントを紹介します。





1.発信する情報が"手に取るようにわかる゛コンテンツ作り


コンテンツとは、わかりやすく言うと“たくさんの情報を一つのフォルダでまとめて発信する”役割を果たしてくれるものです。
利用者が、情報を求めてサイトを訪れた際に
・「より具体的な情報」
・「サービスや内容の説明」
・「自社のオススメ商品やウリ」
等が小分けに分かれていることで、ほしい情報が明確にわかるようになります。

対人とでコミュニケーションを取るうえでは、利用者が求めていることをこちらが直接聞いたり、利用者に他の物にも興味を持ってもらうことも可能だと思います。しかし、Web上で情報を発信していく上では、打ち出されている内容に興味を持っている方のみがクリックしてくれる傾向にあるため求められている内容がうまく伝えられていないとしたら、せっかく作ったサイトもただのわかりにくいサイトとなってしまいます。

そのためには、文章でだらだら説明を書いたり、ありったけの情報を詰め込むという方法ではなく
利用者が求めているであろう内容・自社のウリ等に的を絞って、「質問」に対しての適切な「答え」を発信してあげることが非常に重要です。飽きずに継続して見てもらうためには、専門的な知識がない方にも「これは納得」と思わせるような情報を定期的に更新することにより他への興味付けを促すきっかけにもなります。
 
コンテンツを一つ作るにしても、きちんと明確な目的をもって作成することがより良いコンテンツを作りにもつながりますし、
その取り組みで自然とアクセスにも繋がり、サイトとしても成長していくでしょう。






2.デザインって大事なの?導線や動きで印象付けるサイトデザインとは


見た目の装飾や色使い、レイアウトや動きなどで印象が強く残るサイトが近年増えてきています。一昔前までは、どのサイトも同じようなレイアウトや色使い、、、それこそテンプレートのようなサイトがたくさん存在していました。

Webサイトの強みとして「サイトのデザイン」は視覚的に捉えられる分、かなり重要な役割を果たしています。受ける印象はそれぞれ違いますが、利用者に印象付ける上で最も効果的で、そこがどんなサイトだったかを記憶に残すことができます。
 
デザインを作成していく際、業種によっても変わってきますが“視認性を高める”ことが重要です。視認性とは簡単に言うと見やすいサイトかどうかという点。配色やサイトカラーで言うと、様々な色が存在している中で色にはそれぞれ連想させるイメージがあります。

 ●寒色系(青、紺、緑)     
      → 清潔感、落ち着いたイメージ、クール、寂しい
 ●暖色系(赤、黄、オレンジ)  
      → 明るい、活気がある、派手、奇抜

上記で挙げたのはあくまで大きく分けた場合ですが、組み合わせや配色のバランスにより全く別のサイトで同じカラートーンを使用していたとしても、全く違う印象を付けることもできます。それに加えてレイアウトや動きも合わさることで、そのサイト自体のブランディングを強化することもできるようになります。

一昔前に流行っていたフラッシュ画像は、近年では対応している機種も少なく、サイトが重くなることでWeb上の評価も良くない傾向にあり、どんどん衰退していっています。それに打って変わって、最近ではCSSで便利な仕様や動きを付けるができるようになり、どのブラウザ、端末で見ても表現できる幅が広がってきています。デザインを作る上でも、必ず目的を立てて作成することが第一優先です。

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例:1) ブランディングを強化して自社を知ってほしい場合 ⇒  視覚的に印象深く、インパクトのあるサイト
例:2) 様々な情報を発信する情報サイトの場合       ⇒  コンテンツの色や配色、レイアウトに力をいれ一目で情報をキャッチできるサイト
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それと同時にずっと同じ印象を与えるのではなく、こまめにコンテンツの位置や色味、レイアウトなどをこまめに更新することで利用者の離脱率を防ぐことも可能です。様々なやり方を駆使し、自社のサイトの強化と共に利用者にとっても、印象付けがでくるサイトデザインはどんな業種でもとても魅力的です。







3.ユーザビリティを重視し「サイトを見てもらうための導線作り」作戦を実行!


ユーザビリティ、直訳すると使いやすさ、使い勝手の良さを表します。“ユーザビリティの高いサイトを作ろう!”そんな言葉を一度は聞いた事があると思いますが、そもそも「ユーザビリティの高いサイトってどんなもの?」そんな疑問が浮上してきます。そこで、今回ユーザビリティをうまく活用した対策法をいくつか紹介します。


人は“F”の形に物を見る傾向がある
人は段階を踏んで物事をとらえる傾向があり、サイトやポスターなど物を視覚的に捉える際には大きく分けて3つの段階を踏みます。
①サイトに入って一番最初に目につく“店名”や“会社名”部分のコンテンツエリアを一直線に情報をとらえます。
②そこからすぐ下にある情報を、①より少し幅を狭めて捉えます。
③画面上に表示されている左下辺りに資格が移り、視線移動し①.②に比べるとそれ以外の情報を必要以上に捉えようとしなくなります。この3つを踏まえてより発信したい情報コンテンツの位置を決めるのも一つの手です。



文章を入れる場合は、改行のタイミング・視覚的メリハリが重要
SEO面で挙げると、サイトの中に多くの情報を文章にすることで評価基準もそれに合わせて上がる傾向があります。Web内の文章とは紙等度は違い、いくら縦に長い文章を積み重ねてもそこまで苦痛に感じることは少ないです。ただ、改行の多さや、見出し・区切りがわかりにくい構成では利用者が読んでいたい!と思えなくなってしまいます。そのため、文章が長くなるときには以下の事を注意して挿入してみましょう。

●文章の中で項目を分け、それぞれにタイトルをつける
例:)○○について → ○○になる原因とは → ○○の改善策  ・・・
●色やデザインを少し変え、メリハリをつけて読みやすさを重視する
例:)○○について → ○○になる原因とは → ○○の改善策  ・・・
●各項目の中で大切なことは“一番初めか最後に書く”




人のイライラ度は開始“2秒”で決まる
デザインや画像などをふんだんに使用したサイトは、比較的重たくなりやすく読み込みも遅くなってしまうケースが多いです。そのため、とてもデザインを凝って作成してやっと公開できたサイトでも、サイトを開くのに時間がかかってみてもらえないのでは本末転倒もいいところですよね。。。
デザインやコンテンツを充実させることもとても大切ですが、読み込みが遅くて見てもらえない。。。そんな悲しいことにならないように、「デザイン≠利便性」踏まえより多くの利用者に見て頂くよう注意しましょう。




コンテンツやわかりやすいボタンの配置
最も多くのページを一度に、見出しに出ている簡易的な情報から察知することができるTOPページでは、それが“ボタン”なのか“見出しだけの飾りなのかどうか”の判断を迷わせないことがとても大切です。 デザイン性を重視しすぎると何も中身のないサイトに仕上がってしまいます。かと言ってデザインを全く入れないということではなく、きちんと線引きをし見せるためのコンテンツとより詳しい情報をページで見てほしいコンテンツと分けて打ち出すことにより自然とデザインにもメリハリがついていきます。







4.見て分かりやすく、読んでおもしろい更新内容とその頻度


コンテンツを更新することは、サイトを運営する上で何よりも一番大切な事です。
おもむろに「とりあえず中身もなく更新する」、「毎日少しずつ変えればいい」、、そんな解釈をしている方も少なくありません。しかし、極論そのような取り組みには全く意味がありません。Webでの更新とは単に入れ替えればいいと言うものではなく、
 
●既存コンテンツの中身を新しい内容をつけ加える
古い情報を最新情報にメンテナンスする
TOPページから各専門ページの一新
のことを指します。
運営している側からすれば、定期的に打ち出す内容や今あるデザインなどを入れ替える必要は必ず出てくると思います。ただ、定期的にすることだけが重要というわけではありません。例えば、“必ず1週間に一度は更新しないと今の検索順位が下がってしまう”等の認識で、1週間更新できなかったから下がる要因になってしまったんじゃないか。。とお思いの方通常そういった理由でランキングが落ちるというのは考えられません。

ある程度の期間は関係してきますが、あくまで検索エンジンを運用しているGoogleなどは、
利用者が求めている情報があるのか、そこに存在意義があります。つまり、自社サイトが検索結果で出てきた場合にはお客様にとってわかりやすい内容でなければなりません。こちらから発信したい内容だと、専門性が高く内容としては良くても「そんな情報を求めていなかった」利用者にとってはどうでもよいページと化してしまいます。
「このサイト分かり易い!」と利用者ら訪問してくれる更新中身や頻度は
・どれぐらいの更新を求めているのか
・何の情報を出すことに意味があるのか
それを実行することが一番重要です。
同じような内容を一般的なことだからと挙げるのではなく、自社独自の打ち出し方や文章校正、自社の色を出すことでファンをたくさん作っていくという手法も一つの手かもしれません★



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